先日お伝えした「【新たなスロット規制】小役の制御やARTに関わる設定差など」に関して、また少し新たな規制などが判明したので、補足としてお伝えしていきます。
スポンサーリンク
ARTのリミットや朝イチ恩恵の撤廃など
①ARTの抽選
規制内容:「ARTの突入は完全確率とする事」
ARTはレア小役などによる一発抽選のみにしろと言う事。ARTへのCZなどはおそらくアウトでしょう。G数によるARTはアウトかセーフかは謎。
②ARTの設定差
規制内容:「ART突入及びART中の上乗せやモードアップ抽選に設定差を設けないこと」
①の項目と合わせてART関連に設定差を一切設けないようにとの措置でしょう。
設定 | ボーナス | ART |
---|---|---|
設定1 | 1/200 | 1/567 |
設定2 | 1/195 | 1/570 |
設定3 | 1/191 | 1/545 |
設定4 | 1/186 | 1/465 |
設定5 | 1/182 | 1/409 |
設定6 | 1/178 | 1/360 |
こういう台は出せなくなり…
設定 | ボーナス | ART |
---|---|---|
設定1 | 1/320 | 1/567 |
設定2 | 1/280 | |
設定3 | 1/260 | |
設定4 | 1/255 | |
設定5 | 1/240 | |
設定6 | 1/210 |
こんな台ばかりになります。数字は適当です。
③ART性能
規制内容:「ARTの滞在割合は、17,500ゲーム消化した場合で7割未満とすること」
17500Gってほぼ丸2日。その7割と言えば12250G。
要は、終日ARTみたいな事が可能になるような台はアウト。ARTの連チャン性能を下げればボーナス確率やART突入率を上げたり出来るので一長一短ですね。
設定狙いが王道となり、ハイエナはほぼ死滅するでしょう。
④リミッター
規制内容:「ARTは1,500ゲームまたは、3,000を純増枚数で割ったゲーム数を越えて継続してはならない」
これが一番やばそうですね。どんな事故が起きようとも3000枚を絶対に越えないART性能にしようとしたら相当しょぼいARTになります。仮に性能を上げて3000枚でバッサリ切るシステムなら打ち手は大きな不公平感を抱えるでしょう。
ここまでくると「もうART機能いらなくね…」とすら思えてきます。
⑤リセット恩恵の撤廃
規制内容:「ART終了時及び設定変更時は、必ずART性能に影響を及ぼす全ての変数を初期化すること」
ART終了時に恩恵無し=上記でARTリミッターを搭載した場合、引き戻しなどによる措置を取らせないという目的を感じます。ART後は即ヤメ台が増えてホールは困るでしょうね…。
朝イチの恩恵も禁止されるので、朝イチの集客にも多大な影響を及ぼすでしょう。
統括
ベニヤ時代が再び訪れる!
ベニヤ時代とは4号機機→5号機への移り変わりの頃…。旧台は撤去しろと天の声。しかし客が付かないから新台を買う余裕も無い。そこでホールは苦肉の策として、撤去した空間にベニヤ板を張り付けたり棚にしたりで急場を凌ぎました。椅子はあるのに目の前に台が無いという異様な光景が至る所で見られました。身近な回りでも潰れたホールは多かったですね。
ちなみに、5号機への移行は自分がパチプロを引退したキッカケでもあります^^;(あのままパチプロを続けていたらと思うとゾッとするので、その一点では感謝すべきかもしれませんが…)
今のペースで「誰も得しない規制」が進んで行けばあの時のお寒い時代の再来となるでしょう。
昨今の新基準機ですらきついと思う場面が多いのにこれからまだまだ規制でスペックダウンしていくなんて正気の沙汰とは思えないですね。
客の心が離れ切ってしまう前になんとかして欲しいものです。
匿名 へ返信する コメントをキャンセル