参加人口180万人増!?いいえ、20××年には0人です

一時期は3000万人を越えていたパチンコ・パチスロの参加人口が昨年には1000万人割れ。

それが「今年は180万人増加の1150万人に回復」といった内容の記事が各所で発表され、話題となっています。

業界復調の兆しなのか?

少し掘り下げて考察してみたいと思います。

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参加人口の増加

パチンコ・パチスロの参加人口は1,150万人で、1,000万人割れが大きく報じられた前年より180万人の回復。一方で貸玉金額の総額を示す市場規模は前年より約2%縮小した。

参考:WEB BreenBelt

現状を見ていれば「180万人増だ!バンザーイ」と楽観的に見る業界人はいません。

もしそんな人間がいれば「その頭はちゃんと中身入っていますか?コンコン」とやってやると良いでしょう。

ちなみにレジャー白書については集計方法も明かされていないので、数字自体の正確性も疑問ですが、大きな流れとして見れば間違っていないと思います。

それでは過去のデータを見てみます。

参加人口の推移

参加人口の推移

レジャー白書のデータをグラフ化してみました。

1年単位では増えている年もいくつかありますが、全体的な流れで見れば誰が何と言おうと設定1のグラフ。

このまま順調に減っていったとします。

すると…

2027年という比較的近い将来、パチンコ・パチスロ業界は消滅しているという驚愕の事実。

流れは更に加速する

更に追い打ちを。

この集計結果には、AT規制やMAX規制の影響が折り込まれていません。

来年以降、疑似遊技や天井・ATなどが規制された機種が主力になったとき果たしてどれだけの人が「パチスロがつまらなくなった」と感じるのか。

パチンコも11月からMAXタイプが全てNGとなり、1/320が最大となります。

これらの負の影響が折り込まれた時、どれだけの人口落差が発生するのか。

もちろん、規制により遊びやすいスペックの台が増え、遊技人口が増加する可能性も僅かながらあります。

しかし過去を例にすると、規制によって減った事はあっても増えた事はありません。

ヘタすれば2027年と言わず、2020年には消滅している可能性もあります。

(ノストラダムスみたいになってきたな…)

一丸となって頑張ってね

班長

我々打ち手は良いですよ。パチンコ・パチスロが無くなっても他の遊びを見つけるだけなので。

でも業界人はおまんま食い上げでしょう?

パチンコ業界からの再就職は大変ですよ?

もっと必死になって下さい。

アドバイスという体の愚痴

この流れを止めるのにはどうすれば良いのか。

問題は山積み、過去の栄光を取り戻すのは「MAXタイプで100連するくらい難しい」でしょう。

それくらい業界全体で無茶な経営を続けてきたので仕方が無いですね。

それでも打ち手の代表気取りで、1つだけ言わせてもらうと、

「ホールやメーカーは我々打ち手にお金を落として欲しいのならもっと頑張りたまえ。」

自社の目の前の利益だけ追っている場合ではない。

もっと将来を見据え、業界全体が一つとなって遊びやすい環境を提供していかなければ誰にも相手にされなくなるだろう。

失ったものを取り戻すのは、失う事の100倍難しい。(迷言)

グレーなゴミイベントでセコく騙したり、派手さだけで誤魔化したのゴミ台連発している余裕なんて無いでしょう!

ホールは長い目でみて常連客を掴むような取りすぎない調整にして下さい。出玉感を一撃だけに頼らない!

メーカーは台を売るホールだけでは無く、その先にいるユーザーの事を考えて台をつくって下さい。レバーみたいな一発芸をウリにしない!

ふぅ…。

以上、30台中盤に差し掛かろうという年齢にも関わらず、パチンコ・パチスロの打ちすぎで四十肩になりつつある男からの言葉でした。

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23 COMMENTS

匿名

2027年ですか。センチュリオンが活躍する時代ですね。まさかJPSはこの事を予見していた!?

chonbo

書いている時になんか聞いた事がある年数だなと思っていたんです。
そのまんま「2027」でしたね!!
JPSおそるべし

真希波

chonboさんこんにちわ。

レジャー白書の数字って昔から業界でも疑問視する人達はいましたが、それ以外にそういった集計をする公式の機関があまりないので・・・という感じですね。

業界向けにはダイコクが出してるSIS白書とかもありますが、あれはダイコク電機のシステム使ってるホールだけの数字ですし、あまりあてに出来る数字は正直私的にはないですw

今回もレジャー白書は総務省のデータを見て過去に遡って数字を大幅変更してますしねw

普通に今年も遊技人口は減ってると思います。ただ業界団体などはこの発表を受けて、

「我々の成果が出始めた」とか言いそうですが、まぁそれ程楽観している人達は今は殆どいませんから大丈夫だとは思いますが・・・^^;

ただ、今の遊技人口減少の流れは多分止められないですね。大規模に出店しているような法人は返済に追われて調整なんて良く出来る訳もなく、それ以外のところは大手に既にコテンパンにされてて(笑)火の車な所が殆ど。

一つ光が見えた点としては、SIS白書で今年発表された、業界総粗利の減少額=遊技機購入費用の減少額
だった点でしょうか。ホールは粗利益が減った分を機械を買わないという方法で補った。

今までは調整を悪くしてでも集客の為にと機械を購入し、業界総粗利に占める遊技機購入費用の割合を上げていきました。

ただこれからは利益が減ったらその分まんまメーカーは機械が売れなくなる時代になります。というかなってます。

今までのような売ってやるという姿勢のメーカーは少なってきてますね。天下の京楽も最近では1台でもありがとうございます!と頭を下げる地域もあるとか。

これでメーカーももう少し本気で機械開発に取り組んでくれるといいのですが。

chonbo

真希波さん、こんにちは。
レジャー白書の数値は昔から怪しいと言われていますよね。
今回の記事でも5000億の修正。何がどうなったら5000億も変わってくるのか謎です^^;

2014〜2015年はお上による規制や機構による調査など様々な対策が行われた年なので、真希波さんの言うように「我々が行った施策の成果が出始めた」と言いたいがための数値にも見えてしまいます。
(本当に成果が出るのは数年後でしょうけど…。減少という形で…)

新台購入費用は減っているといった発表も拝見しました。
今までは「遊技客が減って粗利が減った分を1人頭からの搾取額を増やして補う→更に客が減る」という負の連鎖でしたよね。
そんな経営方法はいつまでも続く訳がないので他の部分で補いだしたのは良い傾向だと思います。
メーカーにとっては大問題だと思いますが、遊技客にとっては旧台を大事に扱ってきちんと還元してくれた方が良いにきまっていますからね。
最近では新台を控えて安い旧台を入れるホールも増えましたし、「新台入れ替えを多用=新台に費用を回してるホール」といった認識を遊技客が共通認識として持ってくれば、きちんと還元するホールを見極められるお客さんも増えてくるのではないでしょうか。

新台の扱いがかわってくれば、抱き合わせなどで無駄な台を買わせる手法も通じなくなってきて毎回良い台をしっかり作るしかなくなるはずです。

デビルフリーズ

修正に関しては6兆円の上方修正ですねw

これは日本生産性本部が独自に出した数字に対して、その後総務省から発表がされた際にそれに合わせる感じでの修正になってますね。総務省の発表は5年毎なので、過去に遡っての修正となるようです。

ただ遊技人口に関しては総務省のデータが発表された後も基本据え置きされてますがw

>「新台入れ替えを多用=新台に費用を回してるホール」といった認識を遊技客が共通認識として持ってくれば、

ホントこれです。
誰得?の海シリーズ連発や、抱き合わせの為だけに出てきたような定価のクソ台wを今だにバンバン買っているホールにお客様が行かなくなれば
自ずとホールとしてももっと現状の遊技機の使い方を考えるような流れにはなるんですけど、(それでも極悪な所は潰れてよし!)
今だに適当に新台買って、適当に使うホールの方が集客力では勝ります。

もちろん打ちたい新台があれば打ちに行くのはお客様の心情なのは理解出来ますが、古くても面白い台を今だに大切に使っているホールなどにもっとお客様が集まってくれると良いのですが^^;

chonbo

デビルフリーズさん、こんにちは。
6兆円でしたか(笑)

今は設定やクギよりも1撃の爆発力頼りの台ばかりなので、設備や新台が強いホールばかりが賑わっていますよね^^;
毎週入れ替えをして最新設備完備で4.0円の1K12回転みたいなホールが3.3円の1K20みたいなホールより圧倒的に稼働が良いという光景を良く見ます。
遊びやすいゆったりとした調整のホールがそういった大手に食われて閉店していく姿を何度も見てきました。
客のニーズが「設備や新台にある」と言われてしまえばそれまでですが、実際は極悪な調整に気がついていないだけのケースも多いですからね。
きちんと還元と利益のバランスを取ってくれるホールに客が集まるようになっていって欲しいですね。

きしめん

初めまして、いつも楽しく拝見させてもらってます。

私もスロット大好きですが最近の台はホント難しいです、コレを引いてからアレを引いて、そこから何%で突入させてからのまたレア役がいるという・・・。演出も派手な音とチャンスアップの大安売り。もっとメーカーは作り込んで欲しいと思います。
店舗も今は客が簡単に情報を手に入れれるので(天井からの期待値とか)収益を上げるのは大変かと思いますが、それなら等価とか廃止して頑張ってほしいものです。

これからもこーいった記事書いて下さい。やがて大きな波になるかもですし!
長文失礼しました。

chonbo

きしめんさん、いつも見て頂きありがとうございます。
今は情報の伝達スピードが昔とは比べものにならないので、ホール側も大変な部分もあると思いますが、もうちょっと客の事を考えて頑張って欲しいですね。
個人的にはベタピンの等価よりちゃんと設定を入れる5.5や6枚の方が好きです。
むしろちゃんと設定6を多用するなら7枚でも良いくらい…。
今は「どうせ同じ設定1なら等価の方がマシじゃん」状態なのでなかなか難しいと思いますが、やっぱり高設定のおもしろさは別格なので、なんとか高設定が誰でも打てるような環境になっていって欲しいですね。

通りすがっちゃん

ここのページにも宣伝がありますけど、スロットのアプリも遊技人口の減少を手助けしてるかもしれないですね。
ホールで打ちたいが、行ったら負ける。煙草の臭いは勘弁したい。しかしゲーセンで打つのも気がひける。なので家で打ちたいが実機を購入するほどいれこんではない。そこでアプリの出番というわけです。
将来ソシャゲ感覚でスマホからいろんな種類のパチンコスロット出来ればいいなぁって思いますww

まぁとりあえずは人口減少の歯止めをすべく版権やら過去の人気作を頼って新台を出していく傾向がさらに強まりそうかな?

chonbo

通りすがっちゃんさん、こんにちは。
確かにアプリやサミタなんかも要因の1つとしてあげられそうです。
新台導入と同時にリリースされるアプリもあるくらいですもんね。
メーカーにしてみればすでに台を売った後なので、あとはアプリでちょっとでも儲けられればといった考えでしょうか。
今後の傾向としては新台のペースは変わらないor増えるけど1機種あたりの台数が減っていくのかなと思います。
「大量入れ替え→翌週には客飛び」といった大事故を繰り返しすぎですから…。

匿名

auスマートパスで、スマホからスロットを遊技できるサービスがありますよ

chonbo

自分はお金が掛かっていないと燃えないギャンブル脳なのでアプリはあまりプレイしませんが興味はあります(^^)

chonbo

パチンコはまだしもスロットの方は、天井が無くなったり純増が抑えられていく傾向なので、ハイエナは厳しくなりそうですね。

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