以前お伝えした「有利区間のゲーム数を3000Gに延長」の件が業界紙で正式に報じられました。
まず、有利区間の終了条件である有利区間1500Gリミッタ規制を廃止し、新たに「3000Gリミッタ」として規制。これは2021年5月20日以降の型式試験より適応。その後、メダルレス遊技機から「ゲーム数リミッタ完全廃止」を目指していく方向のようです。
参考「Amusement Japan」
微妙過ぎる刻み方…
うーん、どうなんでしょう。
有利区間のゲーム数が3000G→完全撤廃された所で具体的に「こんな面白い台が出そう!」というのが見えてこないので素直には喜べません。
メダルレス遊技機とは
ちなみに、メダルレス遊技機とは文字通り「メダルの無いスロット」。メダルを入れたり出したりという行為が不要となり全て電子情報化されます。
メリット
- コインを触る必要がない
- ホッパーが無く静音
- メダル循環・清掃機等の設備が不要
- メダル系のゴトが無くなる
- 便利
デメリット
- メダルを積む楽しみが無くなる
- 移行に莫大なコストが掛かる
- 新たな電子ゴト等が発生しそう
所狭しと箱が並ぶ光景が見れなくなるのも少し寂しいですね。
新たな問題もあり
入れ替えに掛かるコスト問題も無視できません。通常の新台ペースより早い流れでメダルレス遊技機に移行していくため新台入れ替え費用がかさむと思われます。加えてホール側の設備投資費も必ず必要となります。
言うまでも無く元を辿ればそれらは全て遊技客の懐から出ている訳です。その代償として手に入るものが「有利区間ゲーム数の廃止」だけで良いのでしょうか。
緩和に向けて動き出しているのは非常に歓迎すべき事で、他の規制緩和に向けても動いているとは思いますが、「切り札をきった割に絵柄がしょぼすぎる」どうしてもそんな印象を受けてしまいます。
ちょんぼ
もっともっと頑張らないと離れていったユーザー達は戻らないでしょう。
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