「メーカーの解析は嘘だらけ」
最近こんな話を良く聞くようになりました。
実際の所どうなのでしょう?
解析の嘘疑惑としては、有名なもので「アナザーゴッドハーデスの天井到達時のループストック」などがあげられます。
以下では、このアナゴの件も含め、他にもガセ情報であろう解析について紹介していきたいと思います。
嘘だと決めつける根拠は?
何故メーカーはそんな事をするのか?
我々無垢な打ち手はどう対応すれば良いのか?
といった内容で進めていきたいと思います。
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ページ内の目次
スロットメーカーの嘘情報・ガセ解析
嘘解析だと言われているものをいくつか紹介。
アナザードッゴハーデスの天井ループストックは嘘?
アナゴは、GG当選時に次ゲームからループストック抽選が行われる。このループストックに当選し続ける限りジャッジメントをストックしていく。
このループストック率は通常ほとんど『1%』が選択されるのだが、ある特定の状況下でのGG当選時にはこのストック率が優遇される。
これは、雑誌等にもしっかり記載されている「解析情報」です。
特定の状況とは以下の3点。
- GOD揃い
- 天井到達時
- GG中の奇数揃い確定役含む
振り分けは、「50%:95%、66%:5%」となっています。
要するに、天井に到達した際は、GGの次ゲームから50%の確率でジャッジメントをストックしていく事になる。
これが嘘では無いかと、ネット上では度々話題になっています。
確かに、自身で天井に到達した事は何度もありますが、ループストックが出てきた事は少なく、とても50%あるとは思えません。
アナザーゴッドハーデス好きで有名な髭原人さんも動画の中で「天井ループストック50%は疑わしい」という発言をしていました。
また、ホールの生の実践データを検証してくれる事で有名なだくおさんの記事ではこのように触れられています。
アナザーゴッドハーデス 天井恩恵「ループ率50%」は本当か検証してみた
上記記事によると、ハーデスの天井からループ率は、実践上23%ほど。
体感ではどうとでも確率は偏ると言え、ここまで多くの人が嘘だと感じ、実践データがそれを証明する形になると、「メーカーは嘘の解析情報を故意に流している」と思われても仕方が無い事だと思います。
戦国コレクション2の天国移行率は嘘?
「戦国コレクション2」のモード移行率は、モンキーターンなどと同様に、前回のモードに関係無く一定の割合で振り分けとなっています。
これが嘘では無いのかと言う話が出ています。
【驚愕】戦国コレクション2 天国モードのループ確率解析はガセ濃厚!?
解析として出ている数値よりも通常からの天国移行率が低く、天国ループ率が高いという内容。
こちらも実践値のデータを根拠として述べているので、非常に興味深いです。
ベルセルクの純増は詐欺?
「純増詐欺」といった言葉を耳にした事がある方も多いと思います。
メーカーはその機種の出玉性能をアピールする為に「純増○枚」といった公表をします。
最近出た台の中で、「ベルセルク」を取り上げて話したいと思います。
この台は、純増2.3枚という話ですが、本当にそこまであるかどうか…。
個人的には、ART準備中も含めてかさ増しし、純増枚数を誇張しているのでは無いかと思っています。
ART終了画面では、ARTの消化ゲーム数と準備中も含めて増えた枚数が表示されます。これが2.3枚になるように調整しているのならギリギリ言い訳が通用するラインです。
上記2つの数字的な根拠のある指摘とは違い、あくまで個人的な妄想ですが^^;
ちなみに、つい最近導入された「ミリオンゴッド神々の凱旋」も純増詐欺だと言われていますが、あちらはただの15枚役の偏りと、心理的な要因が影響していると思います。(ゼウスという前例もありますし…)
また、ATがキッチリ100Gなので、純増を頭の中で計算しやすいという面も影響していそう。
ホールデータなどから計算した結果は、純増2.8〜3.0枚に収まっているようです。
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スロットメーカーが嘘を付く理由
では、何の為にメーカーは嘘解析を流すのか。
考えてもコレという理由が見つかりません。天井ループが例え25%だとしても、最初からそう聞いていれば稼働に影響は無いレベルです。
むしろ嘘を付いてバレた時に「信頼を失う」事の方が大きな問題だと思います。
メーカーにしてみれば、ハイリスクローリターンですよね。となれば故意に嘘情報を流している可能性は低いのでは無いでしょうか。
真意はメーカーにしか分かりませんが…。
しかし、純増詐欺については説明が付きます。純増○枚!と大きくアピールしておいた方が「台がホールに売れやすい」ですから。
メーカーは台を売る事が仕事ですから、その為に少しくらい誇張しても不思議ではありません。
そこには大きなメリットが存在している訳ですね。
しかし、それは打ち手を裏切る行為であり、仮にそれが本当だとしたら、それなりの報いがあって然るべきかと…。
台を解析をする事は不可能?
以前は、各雑誌などが実機を仕入れ、台を解析していたようです。
しかし、サブ基盤などが登場し、どんどん内容が複雑化するにつれ、それがほぼ不可能という状況に。ユ○バ系などは特にガードが固いようで、本気で解析しようとしたら、1台解析するのに、年単位の時間が必要だとか…。
そんな事は現実的に不可能なので、雑誌社はメーカーに媚び諂い「解析情報を貰う」事しか出来ないという訳ですね。
ライター等がメーカーについて強く言えないのはこういった背景があります。
となれば極端な話、メーカーは都合の悪い解析は隠し、攻略法などを仕込み、嘘を交え解析を流す事も可能。
実際に過去にこういった例はいくつもあります。
「セット打法」
「ゴールドX攻略法」(これはメーカーも意図していなかったかも)
「サミーのフラグコピー打法」
検定時とホール稼働時で違った挙動を誘発する「タイマー」なんかも実際にメーカーが注意を受けるという事態に発展し、話題になりましたね。
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打ち手はほとんどの場合意識する必要が無い
とこれまで散々不安を煽るような事を書いてきましたが、我々打ち手はこれらの内容をどう受け止めたら良いのか。
結論から言うと「気にする必要は無い」。
というのも、ホールやメーカーの不正というのは確かに過去には何度かありましたが、ここ数年ほとんど起きていません。
これらの不正が会社ぐるみであるケースは少なく、ほとんどが一部の社員が金欲しさにやった事が大半だったからです。
会社もルールなどを徹底し再発防止に取り組んでいるでしょう。
解析の詐称についても、全体から見れば極一部。
119%と発表していた出玉率が115%になるような話なら、ホールのデータ等からすぐ発覚し、もっと大きな問題になっています。あったとしても119%が118.5%になるくらい。
要するに、仮にメーカーが嘘を付いていようが、それは全体から見れば極わずかな事で、出玉に大きな影響を与えるレベルでは無い。という事です。
それならそんな事を気にして稼働スタイルを変える事の方が大きな問題だと自分は考えます。
ただ、ハーデスの天井の件なら、狙い目を少し調整する必要があるし、戦国コレクションにしても128コレを越えた台の価値が若干下がります。
それが、生活に影響するほどガチで立ち回っている人は、常にアンテナを伸ばし情報を仕入れておくしかないと思います。
ほとんどの打ち手にとっては「かんけ〜いないさ〜」ですね。
※これらの内容については個人的な見解を含んだ予想でしかありません。メーカーが嘘解析を流しているという確証は一切無いのであしからず。
さて、6.1号機が出てきている昨今、この記事に関して見直しが必要では。
機械割というより期待値や振り分けをがっつり詐称している時代ですが。
取り上げている内容を見てもらえば分かると思いますが、断定するにはある程度まとまったサンプルが必要ですね。