皆さんパチンコを打つ際に「止め打ち」は実践していますか?
一概に「止め打ち」といっても、「保3止め」「ステージ止め」「電サポ中の止め打ち」「ラウンド間の止め打ち」など様々な種類があります。
もし、これらを実践した事が無く、
「めんどくせえ」
「当てれば良いんだろ」
「そもそも止め打ちって?」
と考えている方がいましたら、是非読んでみて下さい。
止め打ちが必要な理由からその方法までを、出来るだけ初心者の方にも分かりやすいように紹介していきます。
パチンコの止め打ち
パチンコ台は国に定められた規則にのっとって作られています。
なので、1分間あたりの玉の発射数も100個が上限と規定されています。これを1時間にすると約6,000発。基本は、1玉あたり4円で借りて遊技するので、4×6,000の24,000円。
これが1時間打ちっ放しにして最大に負けられる金額という事になります。
実際には、ヘソに玉が入ると賞球(基本3玉)もあるので、大体どの台も、最大の投資額が1時間に20,000円以下というペースで作られています。
ただ、この打ちっ放しにしている玉は全て意味があるのかというとそうではありません。
例えばヘソ保留。
保3止め
保留は基本的に4つまで貯める事が出来ます。
この4つ貯まった状態で、5つ目の玉がヘソに入るとどうなるのか?
これを「オーバー入賞」と言い、その際は当たりの抽選は行われず、完全な死に玉となります。
仮に1000円あたり17回転の台があったとしましょう。
この場合、14玉で1回転する計算。
4円の玉が14玉で1回転なので、1回転の価値は4×14の56円。
しかし、保留が4つある時に玉が入ると、当たり抽選は行われない無駄な玉だったという事になり、これは56円の損をした事と同等です。
仮に1日50回「オーバー入賞」したとすると、それは約2800円損しているのと同じです。
ラウンド間の止め打ち
次にラウンド間。大当たり中ずっと右打ちしっぱなしの人がほとんどだと思いますが、これも非常に無駄が多い行動。
アタッカーに入らなかった玉は全て台に吸い込まれるので、これも完全な死に玉。
「ラウンド間の止め打ち」により1Rにつき3玉無駄を抑えたとしましょう。
16Rなら48玉。
1日20回の当たりを引いたとしたら960玉にもなり、約3800円の損をしていた事になります。
保留3でしっかり止めて「オーバー入賞」しないようにする。ラウンド間の無駄玉を減らす。こんな単純な事でも、実践している人と実践していない人で6600円の違いが出てきます。
更に、続けます。
電サポ中の止め打ち
ここからは、少し上級テクニックになります。
大当たりで確変に入り、さあ右打ちだ!と、意気揚々と打ち出したものの、気がつけば確変中にハマってしまい上皿の玉が無くなってしまった…。
こんな経験をした事がある方は多いと思います。
というのも確変中は、スルーに玉が入る事でミニデジタルが回転し、当選すると電サポがパカパカと開き玉を拾います。
このスルーに玉が入らなければ、電サポは開きません。
ここはホール側がよく弄る部分でもあります。スルーに玉を入りにくくする事で、電サポ中に微妙に玉が減っていく調整にする訳です。
何故そんな事をするのか?
それはホールにとってこの「多くの台から少しづつ削る」事が大きな収入源になるからです。
時短1回転につき1玉減る調整だったとします。その人にとっては時短100回でもたかが100玉です。しかし、500台設置してあるホールならそれだけで50,000玉回収出来る事になります。金額にすると20万円分ですね。
これが1日中だとしたらそれだけで100万単位で売り上げが変わってきます。
しかし、止め打ちを駆使する事でこの電サポ中の玉減りを抑える事が出来、状況によっては1回転あたり2玉くらい増やせる事もあります。
時短100回転なら200玉増える計算。
打ちっ放しなら100玉減る所が「電サポ中の止め打ち」により200玉増えるので、その差は300玉。
カス当たり1回分ほどの出玉になります。
この止め打ちについては、台によって方法や効果は異なります。詳しくは機種別のページからその機種ごとに方法を確認して下さい。
この止め打ちも効果の高い台で1日中実践すれば、1万円分は変わってくるでしょう。
まとめ
分かりやすく理解してもらえるよう、賞球分などは省いて計算しています。が効果については大きく間違っていないと思います。
他にも「捻り打ち」「ストローク調整」「ステージ止め」など、実際にパチンコで稼いでる人間が使う技はいくらでもあります。
動画なんかでも紹介されているのでそういったものを見てみるのも面白いです。
上級者は止め打ちにくわえハンドルの捻りも加えてきます…。
これらを全て駆使する人間と、お金を入れてただ打って演出に一喜一憂している人間とでは1日の収支はもちろん、長い目で見るととんでも無い差が出るのは計算するまでもありませんね。
ただ、1日単位では、その効果を実感しずらく、運に左右される部分が多い事から、その効果と重要性を理解し、実践している人間はほんの一握りです。
捻り打ちや止め打ちとなると、演出に集中出来ず、なにより非常に面倒臭いですから…。
だからこそパチンコ屋という商売が成り立つとも言えます。
たまーに遊びで打つ程度の方なら、細かい事は気にせず楽しんでもらえば良いと思いますが、「パチンコで勝ちたい!」と本気で考えている方や「趣味で毎日のようにパチンコを打つ」という方はぜひとも実践してもらいたいです。
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