ご存知の方も多いとは思いますが遊技産業復興を掲げたおだち氏が参院選に落選しました。これによりパチンコ業界は1つの大きなチャンスを逃したことになります。
「左打ちに戻してください」
チーン…。
月曜の朝からかなりの喪失感。
正直、自民党の比例代表というアドバンテージとパチンコ業界という巨大産業の全面バックアップがあるので楽観視していた部分もあります。
しかし蓋を開けてみれば投票数は9万票ちょっと。13万票を超えていれば当選していた感じですね。
パチンコユーザー900万人、パチンコホール約1万店、就労人数約20万人という数から見れば9万票という数字はかなり少なく感じます。
ホール、メーカー、その他業界に従事する関係者はもっと頑張れたはず。「全店営業時間を昼からにして選挙への参加を促す」などいくらでもやりようはありました。手に入れるチャンスの大きさを考えれば屁でもないでしょう。いつまで経っても纏まりと危機感が足りないですね。
おだち氏に関しては具体性が足りなかったかと。例えば「スロットの有利区間撤廃を目指します!」とでも言ってくれればユーザーの票は相当集まったはず。そこまでは言えないにしても「どういった方法で業界を良くしていくのか」という方向性がもう少し見えていたらなと思います。
900万人のユーザーはまぁ仕様がないでしょう。Twitterなどを見ていても「潰れろ」「もっと大事なもののために投票したい」という意見がチラホラ見られますが最もな意見だと思います。それが普通の感覚で、20年もパチンコ・スロットを打ち続けている自分の方が偏った見方をしているのでしょう。
自身のアピール不足なども含め反省点は山程ありますが、それはまた次のチャンスが来た時に経験として活かし機会があれば訴えかけていきたいなと思います。
とりあえず、おだち氏やそれに関わった関係者の皆様、お疲れ様でした!
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