「周りは出ているのにいつも俺ばっかり負ける!おかしい!これはパチンコ屋に操作されている!」
「どうやって?」
「顔認証システムで遠隔されている!」
実際にあった友人との会話ですが、ネットなどを見ていても度々目にする事があるこの「顔認証システム」という言葉。
「ある訳ないじゃんw」
と一笑に伏していたのですが、どうやらそうも言っていられない時代が近い将来訪れる!?
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顔認証システム
オムロンアミューズメントは、17日・18日に東京ビッグサイトで開催された「パチンコ・パチスロイノベーションフェア2015」にて、顔認証システム「Ma:sus(マーサス)」を用いた「のめり込み防止ソリューション」を参考出展した。
「Ma:sus」は店舗の入り口に設置したカメラによる顔認証システムで、防犯対策や顧客分析を目的としたもの。今回はその応用例の1つとして「のめり込み防止」機能の展示を行った。
本人や家族から申請のあった顧客の顔を登録しておくと、顔認証システムで対象者の来店を店側へ通知。来店頻度や滞在時間を把握できる。さらにメールアドレスを登録しておけば、本人や家族にのめり込み防止を促すメール配信をすることも可能という仕組みだ。今回は参考出展だが、要望があれば数か月で製品化も可能とのこと。
本機能の母体となる顔認証システム「Ma:sus」は、パチンコ・パチスロ店などのアミューズメント施設で広く採用されており、ユーザーインターフェースもパチンコホールでの利便性に特化した作りになっている。豊富な実績を元にしたデータ分析と高い認証制度があり、ゴト対策などの防犯用途として、顔認証を元に性別や年齢データを集計・分析した顧客分析も行えるシステムだ。
参考:RBBTODAY
実際の目的はパチンコののめり込み防止
この「顔認証システム」はのめり込み防止を目的として使われるようです。
しかし、この管理画面を見ると、「要注意人物」や「複数回来店者」と細かく細分化されています。
いつも負けている人が「お得意様」に分類されていたら何か嫌ですね…(^^;
恐ろしい事に、このシステムは、「要望さえあれば数ヶ月で商品化出来る」と書いてあります。パチンコ屋には会員カードなどで個人情報を記入するケースも多いので、気が付かないうちに色々と情報を集められ管理されているかも、と考えると少し怖いですね。
「いつも負けている人にだけ秘密裏に勝てる台の情報が送信される」といった機能なら皆歓迎でしょうが(笑)
遠隔の可能性は?
ではこのニュースを見て多くの人が疑問に思う事。
それは、この機能を使って特定の人だけを負けさせるような事例が起こりうるのか?
個人的にはそんな事は99%無いと思います。
確かに過去、「遠隔で摘発」といった事件があった事にはありましたが、それもかなり古い話。
- 全国に1万件以上のホールが何十年も存在する中、摘発された事例は極わずか
- 1台1台にそういった機能を付けるのは莫大な費用が掛かる。新台入替のペースが早い現状では付けるだけ無駄。
- 見つかれば営業停止だしそもそも犯罪
- そんな事をしなくてもしっかり儲かっている
要するに、可能ではあるけど、超ハイリスク・ローリターンなので、やる意味が無いという事。そもそも確率操作で当たりを制御出来るなら、打ち続けるのもストレスなほどクギをあんなガッチガチにする必要ないですからね。
よく遠隔系の話は議論になるので、もう少しだけ書くと、数万円負けたその人にとっては、場合によっては人生の転機になるほど大きな出来事かもしれませんが、毎日、数百台と管理していて、1日で数百万〜1千万以上というお金が動いているホールにとっては、個人が数万勝った、数万負けたというのはどうでも良い出来事な訳です。
主観で見れば、気持ち的には遠隔などのせいにしたくなるのも分かりますが、客観的に見れば、そんな事は無いと思えるはずです。
主にこれらの理由から自分は遠隔については否定的に考えています。
実際見た訳では無いので、絶対に無いとは言い切れませんが…。
なにわともあれ、この「顔認証システム」で色々と管理されるという事は、のめり込み防止には良いかもしれませんが、一般の打ち手にとっては何か気持ちが悪いですよね。
ち
な
み
に
当ブログでは、パチンコ屋の「お得意様」にならない為に、パチンコ・パチスロで勝つ為に情報を毎日配信しています。
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