沖ドキ再設置の流れが止まらない…! 業界へのマイナス影響は

沖ドキ再設置

こんにちは。
管理人の「chonbo」です。

2014年にリリースされたアクロスの大ヒット機種「沖ドキ!」が2021年1月11日をもって設置期限の終わりを迎えました。

例の如く一部従わないホールを除きあらかた撤去…
と思いきや沖ドキを再設置するホールが出てくるという予想だにしない事態が起きています。

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沖ドキ再設置の理由

私の地元は愛知県なので沖ドキの人気が非常に高く、メイン機種に据えていた店舗も多く存在します。

その筆頭とも言うべき法人グループが沖ドキを再設置しました。

ツイッターでも告知し特に隠す様子も無いので以下にソースとして掲載。

※あくまで沖ドキ再設置をするホールの一例。その他にも撤去を拒んだホールや再設置するホールは他にもあります

上記系列と結びつけるものではありませんが、沖ドキを再設置するどこぞの店舗の言い分としては「約束通りハズシたからその後どうしようと勝手」というものらしい。

こんな子供みたいな事いう奴ホントにおるんかいな…

ただ、これは少し極端な例だと思うので、沖ドキ再設置する側の言い分についても書いていきます。

沖ドキ再設置側の言い分

沖ドキは2020年5月前後に認定期限が切れ、通常はそこで撤去という流れでした。実際に1度撤去された県も多かったと思います。
しかし、当時はコロナ禍で新台が少なく流通も滞っていた為、国や行政当局の理解を得て設置期限が延長したという経緯があります。


沖ドキ 設置延長決定!?

旧規則機の撤去期限が1年延長|凱旋・サラ番はアウト?沖ドキはセーフ!?

沖ドキは「高射幸性パチスロ機」に分類されていないため2021年の5月前後まで設置可能。

MEMO

この経過措置期間延長により法的には今年の5月まで設置可能に。しかしその後、業界団体の自主規制で2020年末までと決定。更に年末年始の繁忙期という事を考慮し2021年の1月11日(県によって多少前後)に延長という流れ。

つまり1月というのはあくまで自主規制であり、設置しても法的にはなんら問題ない。
これが沖ドキを再設置する側の主な言い分ですね。

また、撤去を無視したホールに大したペナルティが無かった事も再設置を招いた大きな要因の1つとなります。メーカー側も加わり違反したホールには新台を売らないという措置を取っていましたが、「独占禁止法違反だ」と一部のホールが弁護士を立て抗議したという話もありました。

「うちは撤去したのに近隣のホールは撤去せず大したデメリットもないのはズルい」
「なら対抗する為に入れざるを得ない」

いつもの正直者がバカを見るの流れ。

法的には問題が無く、むしろそれを強要し対抗策を講じる側が法律を犯している可能性がある。と聞くと沖ドキ再設置側の意見の方が正しいようにも見えます。

しかし、この件を語る上で設置期限の延長が業界団体である「21世紀会」が警察等に陳情して実現できたという経緯は無視出来ません。

その21世紀会は以下のような通達文を出しています。

我々が業界を挙げて、過度な射幸性の抑制に全力で取り組むことを前提に、国や行政当局のご理解とご協力を得て成し得たものであり、旧規則機の 取扱いに関する 21 世紀会決議を遵守することは、今回の措置に対する、この業界に携わる全ての者にとっての責務でもあります。
こうしたなか、高射幸性回胴式遊技機はもとより、21 世紀会決議に基づく撤去期限を迎えた㈱アクロス製の「沖ドキ!」及び「沖ドキ!—30」を設置し続けている一部のホールが確認されており、21 世紀会決議を遵守している近隣ホールが悪影響を受けるという由々しき事態が発生しております。
我々業界団体は、目先の利益や己の権利ばかり主張する一部の者の存在によって、業界全体の未来が危ぶまれる事態をこのまま看過することはできません。 今こそ業界が一致団結し、先義後利の一念でこの難局を乗り切らねばなりません。
㈱アクロス製の「沖ドキ!」及び「沖ドキ!—30」の撤去は勿論のこと、21 世紀会決議に基づく計画的撤去の徹底について、ホール営業者、遊技機メーカー、販売会社、周辺機器メーカーといった、この業界に携わる全ての者が一丸となって、全力で取り組んでおります。

長くなるので前後を一部省略していますがかなり強い口調の文。

以上を踏まえて私の意見を書きます。

一刻も早く沖ドキを撤去すべき。

いつも言っていますが警察や世間の信用を失うという事はパチンコ業界にとってマイナスでしかありません。今まで業界の規制と緩和の流れを長い間見てきていますが、規制の前には必ず一部メーカーやホールの暴走があります。イチ企業が始め、それに他も追随し収集つかなくなった所でお上から規制がドーン!。そして、規制を遵守した機種では市場で稼働しないのは明らかなのでそこから徐々に緩和(または検定の抜け道を見つける)。これを何度も何度も繰り返しています。

今はコロナ禍で潰れる企業が多いという状況もあり、規制は緩和傾向にあります。根も葉もない噂話ですが「有利区間2400枚規制の撤廃」なんて言葉も耳にするようになりました。この良い流れを断ち切るも実現するのも業界と警察の関係次第です。規制緩和は警察が「良いよ」と言わなければ実現しませんから。

もちろん、その時の警察上層部がパチンコ業界に理解のある人なら規制には何の影響もないという事も考えられます。が、大なり小なり信用を失うのは確実です。

そもそも沖ドキは設置できてもあと数ヶ月です(法的にも無視するホールは考慮せず)。たった3〜4ヶ月ドル箱機種である沖ドキで一部のホールが稼ぐ、またはそういったホールで打てる事と、もしかしたら行われるかもしれない緩和に期待して約束を守るのはどちらが良いのか。

イチユーザーとしてどちらのスタンスを取るべきなのか迷うまでもありませんね。

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